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「Trust me.」だの、沖縄県民の「思い」だの曖昧なことを

鳩山首相は曖昧なことばかり言う。有名なのが「Trust me.」だ。ことばが軽いのではなく、曖昧なのだ。その曖昧さを以て一知半解な英語に訳したからさらにおかしなことになったのだ。つまり、日本語で「私を信じてください。」などと言おうとすること、そういうことを言う人を我々はいつも好意的に受け止めるだろうか。具体的なプランや見通しの提示によって相手を説得できないときに逃げ込む常套句として受け止める方が多いのではないだろうか。

鳩山首相の発言はまさにこれ。具体的なプランや見通しを提示できずに、曖昧に事を先送りしようとした。

その真意を聞かれた時「沖縄県民の皆さんの思いも大事にしなきゃなりません」と答えた。
なんだ、その「思い」とは。

最近の流行だろうか、和語の連用形転成名詞をよく耳にする。「学び」「ふりかえり」「気づき」...
もちろん便利なこともある。例えば「学び」は、機会・場所・人などが学習より広いニュアンスがある。年齢に関わらず、単に机に向かっての勉強、本からの学習などよりずっと広いイメージを持たせられる。
しかし、当然ながら一方で曖昧な面もある。使用する「文脈」を選ばなければならない。

「沖縄県民の皆さんの思い」とは何だ。「思い」なら様々あるが、この「文脈」では「米軍に出て行ってほしい」ということだろう。「思い」などと曖昧なことを言わず、もっとはっきり沖縄県民の「不満」「要求」と言うべきだ。

しかも「大事にする」とは何事だ。

ことばが軽いのではない。ポリシーが曖昧なのだ。

政治家がこれでは困る。そして、こういうのを支持する国民も反省しなくては国の将来は暗い。

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