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菅家さん冤罪事件で我々が絶望したこと

力の無い我々一般庶民にとって最後の頼みの綱は司法とマスコミだ。

しかし、足利事件、菅家さん冤罪事件ではそのどちらも「真実の味方」とはならなかった。

DNA鑑定についても、かつてマスコミは最先端の科学、絶対的真実と報じていたではないか。それを今になって確率がどうのこうの言い出す。いい加減なものだ。同様に精神鑑定も。

我々が絶望するのはその無節操さだけではない。今現在最先端科学だとおもっているものも将来陳腐なもの、さらには修正、否定されるかもしれない。
そんなことはいくらでもある。たとえばピロリ菌の除菌成功率だって保険適用の三剤の成功率は90%といわれていたものが50%に満たないと訂正されたりしている。

我々が学んだのは、裁判の有罪無罪も単なる蓋然性の世界の話であるのに、白か黒かにしかできない危うさと失望だろう。治安を維持し安全な暮らしのために、冤罪に苦しむ人を一定数生み出さなくてはならないという失望だ。
しかも、裁判員制度で、その誤りに対する不安や恐怖は冤罪に遭うことだけではなく、冤罪を生むことも一般庶民とも無縁ではなくなった。

そしてネットでは、非難の嵐が吹きまくる。無関係なものもここぞとばかり攻撃を加える。京都教育大学の事件の時も同様だ。容疑者が否認している時点なのに。

これは封建社会とかわらないじゃないか。お上が捕らえたやつには石を投げる。

そんなことをあるところで書いたら「大した頭もないくせに 上から目線のコメント 乙(笑)」とコメントがついた。
あまりに出来過ぎなので「自作自演」と思われたかもしれない。だが、こんなものだろう。 こんなところにも絶望する。

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